戦国時代の武将が愛用していた刀や槍のご紹介。その2

    • 2016/08/23(火) 19:50:35

    刀は武士の魂といわれます。

    まずは、天下三名槍(てんかさんめいそう)

    日本号(にほんごう)





    大身槍(刃長一尺以上の長身の槍)で樋(刃中央の溝)に優美な倶梨伽羅龍の浮彫があります。日本号に対する評価は非常に高く、槍でありながら朝廷から正三位の位を授けられています。

    正親町天皇から室町幕府十五代将軍・足利義昭に与えられ、織田信長、豊臣秀吉、福島正則へと受け継がれました。

    日本号には呑取(のみとり)と呼ばれるようになった逸話があります。

    黒田官兵衛の家臣である母里太兵衛が、福島正則のところへ使者として来ることになり、お酒が好きな政則は太兵衛に酒をすすめます。太兵衛も酒豪の者で有名でしたが、使者という立場上、酒の勧めを固く断っていました。

    正則はさらに酒を勧め正則は「飲み干せたならば好きな褒美をとらす」という言葉とともに、黒田家を侮辱するような発言を繰り返して太兵衛を挑発しました。

    黒田家の名を侮辱するような正則の挑発に腹を決めた太兵衛は、大杯に注がれた酒を一気に呑み干します。

    そして「好きな褒美をとらす」との言葉を受けて、太兵衛が所望したのが日本号でした。正則が秀吉から拝領した家宝でしたが、武士に二言はないということで、槍を譲り渡しました。

    黒田節の一節に登場する「酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」とは、呑取(日本号)のことを指しています。

    スポンサーサイト

    この記事に対するトラックバック

    この記事のトラックバックURL

    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

    この記事に対するコメント

    この記事にコメントする

    管理者にだけ表示を許可する